天気が悪いと体調が崩れるのはなぜ?|「天気病み」と自律神経、身体の動きから考えるセルフケア
皆さんこんにちわ。浜松市の整骨院・整体院で整骨・整体と機能改善リハビリで「痛み」や「不調」の改善サポートをする院長の西です(笑)
さて今回は、“天気病み”についてお話させて頂きます。
「雨が降る前になると頭が重い」
「天気が悪いと身体がだるい」
「気圧が下がると首や肩がつらくなる」
「季節の変わり目は腰痛が気になる」
このような天気による体調の変化を感じる方は少なくありません。
一般的に「天気病み」「気象病」などと呼ばれることがあります。
浜松でも、天候が不安定な時期になると、首こり・肩こり・頭痛・腰痛など、さまざまな不調を相談される方がいます。
では、なぜ天気の変化で身体の調子が変わるのでしょうか?
当院では、この問題を自律神経だけではなく、「感覚」と「身体の動き」という視点からも考えています。
天気の変化を身体はどう感じている?
天候が変化すると、気圧・気温・湿度などの環境も変化します。
特に気圧の変化については、耳の奥にある前庭系などが関係すると考えられています。
前庭系は、身体のバランスや頭部の位置・動きを把握するために重要な感覚器です。
私たちは普段、意識していなくても、
• 視覚
• 前庭感覚
• 体性感覚
などから常に情報を受け取り、それを脳で統合しながら姿勢や動きを調整しています。
つまり、身体は「天気が悪くなった」という情報を、単純に皮膚や筋肉だけで感じているわけではありません。
外部環境の変化と、身体内部からの感覚情報を脳が処理していると考えることができます。


「自律神経が乱れているから」で終わらせない
天気が悪いと、
「自律神経が乱れているからかな?」
と考える方も多いと思います。
自律神経は、心拍・血圧・体温調節など、身体のさまざまな機能に関係しています。
環境変化に身体が適応する過程でも、自律神経系は重要な役割を担っています。
ただし、
「天気が悪い=自律神経が乱れている」
と単純に考えるのは適切ではありません。
睡眠、ストレス、活動量、姿勢、痛み、運動習慣など、さまざまな要素が関係します。
だからこそ、当院では「自律神経」という言葉だけで身体を説明するのではなく、姿勢・呼吸・感覚・運動まで含めて考えています。


現代人は「環境の変化」に対応する動きが少ない?
ここで、もう一つ考えてみたいことがあります。
現代の生活では、
長時間座る → パソコンを見る → スマホを見る → 車に乗る
というように、身体を大きく動かさない時間が非常に増えています。
すると、
• 首を動かす
• 背骨をしならせる
• 身体を回旋させる
• バランスを取る
• 視線をさまざまな方向へ動かす
といった、日常的な感覚刺激や動作が少なくなります。
身体は本来、さまざまな環境の変化に合わせて動きながら適応していくもの。
だからこそ、「動かないこと」そのものが身体にとって一つの負担になる可能性があります。


天気病み対策は「身体を固めない」ことから
天気が悪い日は、
「今日は調子が悪いから動かないでおこう」
となりがちです。
もちろん、体調が悪いときに無理をする必要はありません。
しかし、軽く身体を動かせる状態であれば、完全にじっとしているよりも、
呼吸をする、身体をゆっくり動かす、視線を動かす、背骨を動かす
といった刺激を取り入れることも大切です。


まずおすすめしたいのは「呼吸」
当院が身体のケアで大切にしているのが、
姿勢・呼吸・体幹を整える
という考え方です。
呼吸は、私たちが毎日繰り返している基本的な運動。
デスクワークやスマホなどで身体を固めていると、胸郭の動きが少なくなり、呼吸も小さくなりやすくなります。
そこで、まずはゆっくり呼吸してみましょう。
ポイントは「頑張って大きく吸う」ことではありません。
息を吐き、身体の力が抜けていく感覚を感じること。
これだけでも、自分の身体に意識を向けるきっかけになります。


視覚・前庭感覚・体性感覚を刺激する
感覚運動科学の視点では、
感覚 → 認知 → 出力
という流れが重要です。
身体を動かすとき、脳は「身体が今どこにあるのか」「どの方向へ動いているのか」といった情報を受け取り、その情報をもとに運動を調整しています。
だからこそ、単純に筋肉を鍛えるだけではなく、
「感じながら動く」
ことも大切です。
例えば、
• 視線を動かす
• 頭部を動かす
• 背骨を回旋させる
• 左右の手足を交互に動かす
など。
こうした基本的な動作を丁寧に行うことも、身体への感覚刺激になります。


「天気病みするから動けない」から「少し動いてみる」へ
天気による不調があると、どうしても身体を守ろうとして動きを小さくしてしまいます。
するとさらに身体が固まり、
動かない → 身体が固まる → 動きにくい → さらに動かない
という循環になってしまうことがあります。
もちろん、強い症状がある場合は無理をして運動する必要はありません。
大切なのは、
その日の自分の状態に合わせて、できる範囲で身体を動かすこと。
「運動=筋トレ」ではありません。
呼吸も、歩くことも、背骨を動かすことも、身体にとって大切な運動です。
浜松で自律神経整体をお探しの方へ
当院では、天候による不調を含め、自律神経の不調を訴える方に対して、単に「自律神経を整える施術」をするだけではありません。
姿勢・呼吸・体幹・感覚・運動
という視点から身体をみていきます。
必要に応じて整体によるケアと、感覚運動科学に基づいた運動療法を組み合わせます。
身体を「整えてもらう」だけではなく、
自分の身体を感じ、自分で動かす。
その経験も大切にしています。


まとめ|天気病みの時期こそ身体を少し動かしてみよう
天気が悪くなると身体の不調を感じる。
そんな方は、まず「自律神経が乱れている」と決めつけるのではなく、
睡眠・呼吸・姿勢・活動量・身体の動き
を一度見直してみましょう。
特に現代人は、スマホやパソコン、長時間の座位によって身体を固めている時間が増えています。
だからこそ、
呼吸する。
視線を動かす。
背骨を動かす。
歩く。
身体を感じる。
こうした基本的な習慣を大切にしてみてください。
浜松で自律神経の不調や、天気の変化による身体の不調、首こり・肩こり・腰痛などでお悩みの方は、自律神経リカバリー整体もお気軽にご相談ください。
※強い頭痛、発熱、めまい、胸痛、息苦しさなど、普段と異なる症状や強い症状がある場合は、セルフケアだけで判断せず医療機関への相談をおすすめします。


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