皆さんこんにちわ。浜松市の整骨院・整体院で整骨・整体と機能改善リハビリで「痛み」や「不調」の改善サポートをする院長の西です(笑)
さて今回は、【浜松整骨院】スポーツ青少年に多い「疲労骨折」──原因は“オーバーユース”だけではない?についてお話しさせて頂きます。
疲労骨折に限らずミスユースがスポーツ障害の引き金になるのは見逃されていることです。
ミスユースを防ぐためには、正しいからだの使い方を学習することも大切と言うお話です^_^
疲労骨折はオーバーユースだから安静にしてれば良いのか?ミスユースの視点も大切に!
🌱はじめに
スポーツを一生懸命に頑張る子どもや学生アスリートに多く見られる「疲労骨折」。
「練習のしすぎ」「休まなかったから」と言われることが多いですが、
実際には“オーバーユース(使いすぎ)”だけが原因ではありません。
その背景には、“ミスユース(使い方の誤り)”という大きな問題が隠れています。
また、このミスユースはスポーツ障害のシンスプリント、オスグッド、グロインペイン、ランナー膝、野球肩、野球肘などにも言えることです。
⚙️オーバーユース vs ミスユース
• オーバーユース:同じ部位を繰り返し使いすぎることで負担が蓄積
• ミスユース:そもそも動き方やフォームに誤りがあり
本来負担のかからない部位に無理が生じている状態
たとえば
• 走るときに膝が内側に入る(ニーイン)
• 着地時の衝撃を上手く分散できない
• 股関節や足関節の可動性が乏しく、下腿に負担が集中する
こうした“動作のエラー”が積み重なると、
正しいフォームで動いていても回復が追いつかず、疲労骨折につながります。
🦴なぜミスユースが起こるのか?
現代の青少年は、以前よりも「遊びながら自然に体を動かす」機会が減っています。
そのため、
• 体幹・股関節の使い方
• バランスを取る感覚
• 地面からの反力を受け止める力
といった“からだの使い方の基礎”(下記パフォーマンスピラミッドの①②の基礎体力)が育ちにくいのです。
その状態で強度の高い練習を重ねれば、当然ながらどこかに無理がかかります。

💡リハビリと再発予防のカギは「動作の再教育」
疲労骨折のケアでは、
単に痛みが引くのを待つだけでなく、「なぜそこに負担が集中したのか」を見直すことが大切です。
そのためには
• 可動性(Mobility)を取り戻す
• 安定性(Stability)を高める
• そして正しい連動性(Coordination)を身につける
この3つの視点でリハビリを進めることが、再発予防につながります。


🌿ジュニア姿勢トレとしてのサポート
当院では、疲労骨折後の回復期の方にも、
安全に動作を取り戻すための「ジュニア姿勢トレ」を推奨しています。
単に筋力をつけるのではなく、
「正しい関節の動き」や「動作の質」を整えることを重視しています。

☑️セルフチェック
以下のような動作がスムーズにできない場合、ミスユース傾向があるかもしれません。
• 片脚で立つとふらつく
• スクワットで膝が内側に入る
• 腰を反らないと腕が上がらない
• 走ると膝やスネに違和感がある
ひとつでも当てはまる場合は、動作の癖を見直すチャンスです。
症例
「第3中足骨疲労骨折のスポーツ青少年」
グーチョキパー体操を行なってもらうとチョキが上手くできていない。
スクワットカーフレイズを行なってもらうと親指に体重がかかりにくく捻挫方向に足首が持っていかれるため、中足骨に剪断・捻転ストレスがかかりやすい。この動作は踏み込み時に中足骨にストレスを与えるミスユースであると判断。
単純に疲労骨折だから安静で過ごすだけではなく、経過を観察して下記イラスト右のような短母趾屈筋(内在筋)のリハビリ・動作改善で使い方を修正する必要がある例だと考える。

🏁まとめ
疲労骨折は「頑張りすぎ」の結果ではなく、
「間違った使い方を頑張り続けた」結果かもしれません。
使いすぎを責める前に、“使い方”を見直す。
その意識が、未来のケガ予防とパフォーマンスアップにつながります。






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