皆さんこんにちわ。浜松市の整骨院・整体院で整骨・整体と機能改善リハビリで「痛み」や「不調」の改善サポートをする院長の西です(笑)
さて今回は、私的にはあくまでも真面目に“整体”についてお話しさせて頂きます。
近年は、柔道整復師や理学療法士の国家資格を持つ先生も整体師を名乗る時代^_^
じぁ何で😕と考えると
日本でカイロプラクティックとか言ってもピンとこないだろうし、昔のような整骨と言ってもピンとこないだろうし
日本では“整体”と伝えた方が代替療法で1番しっくり受け入れられるからではないでしょうか?
かく言う私も、カイロプラクティック専門学校・整体学院を卒業しているけど
整体術も学んだしカイロプラクティック術も学んだ。
それぞれが本当は別々で理論や手法は違うけど、国家資格の理学療法・整復・按摩・鍼灸・マッサージとは別ジャンルの“整体”と言ってしまった方が皆さんには話が早いと感じます。
つまり
国家資格以外の民間療法で“からだを整える“目的があるなら誰でも・どんな術も整体と言えるのでしょう…。
でも約30年間整体業界に携わる中で時代と共に移り変わる安っぽい”整体“の位置付けはそれで良いのか?
そんな想いの中で”整体の優劣をつける大会“が開催されるようになって本日は私見をブログに✍️
整体とは何だろう?読んで字の如く“からだを整える”ことが整体。では整えるとは何だろう?と考えると整体の優劣をつけることは難しいだろう…
■ 整体とは何だろう?
昨年から
「整体日本一を決める大会」 が開催され、
今年、私自身もエントリーし、採用のご連絡をいただきました。
とても興味深く、
正直「参加してみたい」という気持ちもありました。
全国の整体師が集まり、
それぞれの技術や考え方を共有できる場は、
業界全体にとっても価値のある取り組みだと思います。
■ 参加を見送った理由について
最終的に私は、
今回は参加を見送るという判断をしました。
これは
「良い・悪い」という話ではなく、
あくまで私自身の整体に対する考え方との違い によるものです。
■ 私が考える整体とは
私が日々向き合っている整体は、
からだを機能的に整えること を大切にしています。
• 動いたときに楽になる
• 日常動作がスムーズになる
• 無理なく体が使えるようになる
そうした変化が、
整体の本質だと考えています。
■ 静的な姿勢と、動きの中の姿勢
近年、AI姿勢分析などの技術が進み、
静的な姿勢を客観的に評価できるようになりました。
これはとても便利で、
施術のヒントとして有効な場面も多いと感じています。
一方で、
私自身は 「動いているときの姿勢や体の使い方」 を
より重視しています。
• 歩くとき
• 立ち上がるとき
• かがむとき
• ひねるとき
こうした動作の中で
体がどう変化しているかを見ていくことが、
日常の不調改善につながりやすいと感じているからです。
ps.下記画像はビフォーアフターが分かりやすいから時々使用していますが、正真正銘の初診時1回目の前後比較です。
明らかに”静的姿勢“の変化が分かると思います。
だから自分の施術で形が出る(出ない整体師もいる)ことは証明としては🙆♂️
でも1番大切な”動的姿勢“や”機能的変化“は未だに手動や主観に頼るのが現実です。
それでも変化は間違いなくあります。
そこに今度は”エビデンス“問題があるけど、何でも数値化・画像化が必ずしも正しいとは言えないとも思います。
エビデンスが出せる程に研究されていないこともある、生身の人間と亡くなった人間では比較できないこともある、同じ人間を事後で比較できない、エビデンスは覆される現実があるから。
現場の答えは、目の前にいる人がどうなったか?が1番大切。
そこにもう一つ、最近伝えたいのはSNS映え問題。
あたかも1回の施術で☝️”どやっ“てものが横行してるけど
多いのは”反射“を利用した動きの一時的変化を魅せてます👀
後追い迄はされていないけど、とりあえずその場は🙆
それをどう判断されるかはあなた次第かもしれません。
施術する側は、施術してその時変化が見られるならそれはそれでOK🙆♀️でしょ!とも言えますが😆
患者様の期待はそこじゃないのでは❓
だからこそ”原理原則“に則って魔法🪄ではない誇大表現のない
基本ベースは、医学・生理学・運動学などの学問ありきでの”整体(整えるからだ)“が真実でしょう。

■ 限られた時間での評価について感じたこと
整体日本一決定戦では、
30分前後の施術時間が設けられていました。
その中で
「時間が足りない」という声を耳にしたとき、
私は少し考えさせられました。
というのも、
私自身は 整体の変化は、必ずしも長い時間をかけなければ出ないものではない
と感じているからです。
もちろん、
じっくり時間をかけて行う施術にも価値はあります。
ただ、
限られた時間の中でも
・体の使い方が変わる
・動作が軽くなる
・動いたときの感覚が変わる
といった “機能的な変化” は十分に確認できる
と考えています。
そのため、
30分という時間が短いというよりも、
むしろ もっと短時間での変化をどう引き出すか を
評価する場であっても面白いのではないかと感じました。
短い時間だからこそ、
本質的なアプローチや
本当に必要な調整が見えやすくなる。
そんな形の評価方法も、
整体の一つの在り方として
可能性があるのではないかと思っています。
■ 整体の価値は「その後」に表れることも多い
整体の効果は、
施術直後だけでなく、
• 翌日の体の軽さ
• 数日後の動きやすさ
• 仕事や家事の疲れ方
こうしたところに
じわじわと現れることも多いと感じています。
だからこそ、
瞬間的な変化だけでは測りきれない部分も
整体にはあるのではないか、
と考えるようになりました。
■ 大会という形について思うこと
整体の価値や良さは、
一つの基準で測れるものではないと思っています。
人それぞれ、
施術スタイルも、得意分野も、
大切にしている考え方も違います。
そうした多様性があるからこそ、
整体という分野は面白いのだと思います。

■ 最後に
今回の判断を通して、
改めて
「自分はどんな整体を大切にしているのか」
を見つめ直す良い機会になりました。
大会に挑戦する整体師の方々も、
日々現場で積み重ねている整体師の方々も、
それぞれの形で人の体と向き合っている。
私はこれからも、
目の前の方の「動きやすさ」や「日常の楽さ」を
大切にしながら整体に向き合っていきたいと思います。






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