皆さんこんにちわ。浜松市の整体院で整体と機能改善リハビリで「痛み」や「不調」の改善サポートをする院長の西です(笑)
さて今回は、子供の起立性調節障害の治療について考えるについてお話しさせて頂きます。
先回に続き起立性調節障害についてですが、以下の理由でセンシティブな問題として扱われやすいけど、真面目に考えるからこそ今回はやや深い話を容認くださいね^_^
「起立性調節障害がセンシティブな問題になる理由」
1. 怠け・サボりと誤解されやすい
→ 本人や家族が周囲からの偏見や無理解に苦しむことがあります。
2. 学校に通えないケースもある
→ 不登校と絡み、精神的・社会的な問題と複雑に絡むことも。
3. 精神的な要因も関わる
→ ストレスや家庭環境が背景にある場合、デリケートな配慮が必要です。
そんな起立性調節障害とは?
起立性調節障害(きりつせいちょうせつしょうがい OD)とは、自律神経の働きが乱れることにより、立ち上がったときに体がうまく血圧や心拍数を調整できなくなる状態を指します。
特に小学生から高校生の思春期の子どもに多く見られるのが特徴です。
【主な症状】
• 朝起きられない(朝がとてもつらい)
• 立ちくらみ・めまい
• 動悸・息切れ
• 倦怠感(体がだるい)
• 頭痛・腹痛
• 食欲不振
• 夜なかなか眠れない、寝つきが悪い
【なぜ起こるのか?】
本来、立ち上がると血液が重力で下半身に溜まりますが、自律神経の働きによって心拍数や血管の収縮が起こり、脳への血流が維持されます。
しかし、自律神経のバランスが乱れているとこの調整がうまくいかず、脳への血流が減少し、めまいや立ちくらみなどの症状が現れます。
【原因】
• 思春期のホルモンバランスの変化
• 心理的ストレス(学校・家庭・人間関係)
• 睡眠不足や生活リズムの乱れ
• 運動不足
【診断・治療】
小児科や心療内科での診断が基本です。以下のような治療・対処法があります:
• 生活習慣の改善(早寝早起き、朝食を取る、水分・塩分補給)
• ストレスケア
• 薬物療法(重症の場合、自律神経を整える薬を使うことも)
• リハビリや軽い運動療法(ふくらはぎの筋力アップなど)
【学校生活との関わり】
• 朝が特に苦手なため、「怠けている」と誤解されがちですが、れっきとした身体の病気
• 保護者や学校の理解と支援がとても重要
とここまでが一般的に言われてることです。
そこに私見をつけ加えると果たして『起立性調節障害の治療は成り立つのか?』の疑問。
我々には診断権もないし、治療する立場ではないから、あくまでも自律神経を整える施術を施す補助的な役割・サポートをさせて頂いてますが
色々なお子様を診させて頂くと「ある共通点」を感じます。
それは色々と他の情報を集めれば拝見できるのでここでは言いませんが、治療すると言うよりも上手く付き合っていくものになるのかもしれません。
だから少し🤏でも心とからだが軽くなるような手助けが必要だと個人的には思ってます。
そんな時に「整体」による施術で自律神経を整えたり「運動指導」でストレス発散、セロトニンやドーパミンの分泌促進、自己肯定感を高めるサポートが役立つのだろうと感じます。

コメント