皆さんこんにちわ。浜松市の整骨院・整体院で整骨・整体と機能改善リハビリで「痛み」や「不調」の改善サポートをする院長の西です(笑)
さて今回は、“最近本当に感じる背骨の硬さ”についてお話しさせて頂きます。
なぜこんなにも「背骨がしならない人」が増えているのか
最近、臨床の現場でつよくかんじることがあります。
それは—痛みや不調を訴える方の多くが、背骨が驚くほど“しならない”ということです。
猫背、側弯、平背。
見た目の姿勢の問題だけでなく、触れてみると、
• 背中が一枚板のように硬い
• 胸郭が動かず、呼吸も浅い
• ねじれやしなりがほとんど出てこない
そんな状態の方が非常に多いのです。

痛みの場所と「本当の問題の場所」は一致しない
興味深いのは、
痛みを感じている場所と、問題を感じる場所が一致しないケースが多いこと。
• 膝が痛い → 頭の位置が前に出て、背中が固まっている
• 腕や肩が痛い → 胸郭が動かず、背骨がねじれない
• 腰が重い → 実は腰ではなく、胸椎が動いていない
一見、関係なさそうに見えても、
体は必ず「全体の連動」で動いています。
背骨の中心部、特に胸椎が止まると、
そのツケは必ずどこかに回ります。

胸郭は「動きにくい場所」だからこそ、重要
確かに、胸郭は
• 肋骨が付いている
• 肺や心臓などの重要臓器を守っている
• 構造的に安定性が求められる
いわば「籠(かご)」のような構造です。
だから
「胸郭はあまり動かないもの」
そう思われがちです。
でも――
だからといって、ここまで動かなくていいのでしょうか?
胸椎は12個もある「可動性関節」
見落とされがちですが、胸椎は 12椎 あります。
これは、
• 頸椎(7椎)
• 腰椎(5椎)
よりも多く、
本来は“動きの幅を分散させるための関節” です。
特に胸椎は、
• 回旋(ねじれ)
• 伸展(反る)
• 呼吸との連動
を担う、スパイナルエンジンの要。
ここが止まれば、
• 背骨全体が一つの塊になり
• しなりが消え
• 末端(首・肩・腰・膝)が代償する
という流れが起こります。

実は「一番重要なのに、注視されていない場所」
腰痛といえば腰。
肩こりといえば肩。
首の痛みといえば首。
でも、
胸椎・胸郭が主役として語られることは、ほとんどありません。
✔ レントゲンでは異常が出にくい
✔ 痛みを直接感じにくい
✔ 自分では動かしづらい
だからこそ、
盲点になりやすい場所なのだと感じます。
しかし、
肺や心臓を治め、
呼吸・自律神経・姿勢制御・運動連鎖に関わる。
冷静に考えると、
最重要エリアと言っても過言ではありません。

背骨がしならない=生きている感覚が薄れる
背骨のしなりが失われると、
• 呼吸は浅くなる
• 動きは小さくなる
• 感覚入力が減る
結果、
「自分のからだを感じにくい状態」になります。
これは単なる柔軟性の問題ではなく、
体性感覚・姿勢制御・自律神経にも影響する問題です。

だからこそ「胸郭・胸椎を見る視点」が必要
痛みを追いかける前に、
• 背骨はしなっているか
• 胸郭は動いているか
• 呼吸と動きはつながっているか
この視点を持つだけで、
からだの見え方は大きく変わります。
自分でできる|胸椎・胸郭セルフチェック ☑️
まずは今の状態を確認してみてください。
☑️ 姿勢・動きチェック
• ☐ 立った状態で胸を張ろうとすると腰が反る
• ☐ 背中(みぞおち〜肩甲骨の間)が動かない感覚がある
• ☐ 振り向く時、首か腰だけが動く
• ☐ 歩くと腕があまり振れない
• ☐ 深呼吸しても肋骨が横や後ろに広がらない
☑️ 呼吸・感覚チェック
• ☐ 息を吸うと肩がすぐ上がる
• ☐ 息を吐いても背中が丸くなる感覚が少ない
• ☐ 呼吸が浅く、ため息が多い
• ☐ 背中に呼吸が入る感じが分からない
☑️ 痛み・不調のサイン
• ☐ 肩こり・首こりが慢性化している
• ☐ 腰痛を繰り返している
• ☐ 膝や股関節に原因不明の違和感がある
• ☐ 運動するとすぐどこかが張る
3つ以上当てはまる方は、
胸椎・胸郭の可動性低下=スパイナルエンジン低下の可能性があります。
自宅でできる|胸椎・胸郭エクササイズ
※「頑張る」より
呼吸・感覚・ゆっくり動くことを大切にしてください。
エクササイズ①
呼吸で目覚めさせる「胸郭拡張ブリージング」
目的
胸郭の動き+背骨のしなりを取り戻す
やり方
1. 仰向けで寝る(膝を立ててもOK)
2. 両手を肋骨の横〜背中に添える
3. 鼻から息を吸い、肋骨が横・後ろに広がるのを感じる
4. 口からゆっくり吐き、背中が床に沈む感覚を味わう
回数
5呼吸 × 2セット
エクササイズ②
胸椎回旋「オープンブック」
目的
胸椎のねじれ可動域を回復させる
やり方
1. 横向きで寝て膝を軽く曲げる
2. 両手を前に伸ばし、上の手をゆっくり開く
3. 視線は手を追い、胸が開く感覚を大切に
4. 息を吐きながら戻す
回数
左右 各5回
※腰ではなく「背中がねじれる」意識で

エクササイズ③
四つ這いスパイナルフロー
目的
背骨全体のしなり+胸郭と骨盤の連動
やり方
1. 四つ這い姿勢
2. 息を吐きながら背中を丸める(猫)
3. 息を吸いながら胸を開く(牛)
4. 動きを止めず、呼吸と一緒に流す
回数
8〜10回
※勢いをつけず、滑らかに
エクササイズのポイント
✔ 「伸ばす」より「動かす」
✔ 可動域より「連動感覚」
✔ 痛みが出る範囲までは行わない

エクササイズ④
胸郭シークエンス
胸椎・胸郭は鍛えるより、まず動かすことが大切です。
それでも動かしづらい場合は…
セルフケアでは届きにくいのが
• 深層の胸椎可動性
• 呼吸と動きの統合
• 感覚入力のズレ
こうした部分は
整体・カイロプラクティック・専門的エクササイズで
整えながら動かすサポートが必要な場合もあります。


まとめ|胸郭を動かすと、からだは静かに変わり始める
• 胸郭が動く
• 背骨がしなる
• 呼吸が深くなる
この流れが戻ると、
痛みだけでなく「からだの使いやすさ」そのものが変わります。
「最近、背中が動いていないかも」
そう感じた方は、今日から少し意識してみてください。
最後に|胸椎は「動かない場所」ではなく「止めてはいけない場所」
胸郭は守る場所。
でも同時に、動くことで全身を守る場所でもあります。
最近感じる
「やけに背中が硬い人が多い」という感覚は、
決して気のせいではありません。
便利さ・緊張・呼吸の浅さ・動きの単調化。
それらが積み重なり、
スパイナルエンジンの中心が止まっている人が増えている。
だからこそ今、
胸椎・胸郭に目を向ける価値があるのだと思います。






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