皆さんこんにちわ。浜松市の整骨院・整体院で整骨・整体と機能改善リハビリで「痛み」や「不調」の改善サポートをする院長の西です(笑)
さて今回は、頚椎のスラスト矯正って危険? 安全に行うための注意点と当院の考え方についてお話しさせて頂きます。
先日も動画で議論されていたし、良し悪し分かれるのがスラスト矯正。
但し、カイロプラクティックをしっかり学ばれてない先生が安易にボキボキするのも違うし、逆に安全な矯正ができないからボキボキ矯正を否定してソフトな矯正を唄うのも違うと思います。
特に頚椎は伸展+回旋を加える矯正が良くないと言われてるけど
ふと思ったのは、日時生活の方が回旋させるだろうし、ロッキングという技術を取り入れることで頸椎自体には伸展も回旋もそれほどかからないため
椎骨脳底動脈解離のリスクが頭にない・伸展回旋をかけてしまう技術を取り入れてるケースが特に危険であると言えます。

日常生活で振り向けば上記画像くらい回旋したりします。

これくらい伸展+回旋をかけるようなスラスト矯正はNGでしょう…。

でも実際にロッキングと呼ばれる技術を使って矯正するならこのくらいのポジションになります。
見た感じは首が45°くらい回旋してるけど
指で押さえてる矯正部位には15°くらいの回旋がかかる感じです。
さて、そんなこちら側の話を終えて本題に入ると
「ボキッと鳴らす矯正って危なくないの?」
カイロプラクティックや整体などで行われる「頚椎スラスト(高速矯正)」について、SNSやテレビで不安な情報を見る方もいるかもしれません。
結論から言うと、正しく安全に行えばスラスト法は非常に効果的な施術法の一つです。
この記事では、「危険と言われる理由」と「安全に行うための注意点」について、専門家の立場からわかりやすくご紹介します。
🔍 スラスト法とは?
スラスト法とは、関節に対して短く速い動き(高速低振幅スラスト)を加える手技のことです。
特にカイロプラクティックでは、頚椎の関節可動域や神経機能を改善する目的で使われます。
一般の方には「ボキッ」「バキッ」と音が鳴る矯正、というイメージがあるかもしれませんが、音自体は関節内の気泡が弾ける音であり、骨がズレたり折れたりしているわけではありません。
⚠️「危険」と言われる理由とは?
特に頚椎(首)に対するスラストでは、以下のリスクがあるとされています:
• 椎骨脳底動脈解離:首の中を通る血管がダメージを受け、まれに脳梗塞や出血につながる
• めまい・吐き気・ふらつき:血流変化や神経刺激による一時的な反応
• 不適切な方向への矯正による筋肉や関節へのダメージ
ただし、こうした事例は極めてまれであり、正しく評価し、正確な技術で行えばリスクは非常に低いと考えられています。
✅ スラスト法を安全に行うための5つの注意ポイント
項目 解説
① 十分な問診・検査 高血圧、脳血管疾患歴、めまい、既往症などを確認。年齢や体格も考慮。
② バスキュラーテストの実施 椎骨動脈の血流に異常がないか、前兆症状が出ないかを事前チェック。
③ 回旋・伸展角度を制限 安全域として回旋30°以下・伸展20°以下を基準に。
④ スラスト方向と力のコントロール 小さく・速く・無理な角度を避ける。首全体ではなく関節単位での調整。
⑤ 患者との信頼関係と説明 「音が鳴る=怖い」と感じる方も多いため、必ず説明と同意を取る。
🔄 当院のスタンスと対応
当院では、頚椎のスラスト矯正は必要性・リスクを十分に判断したうえでのみ行っています。
また、以下のような方には原則としてスラストを行いません:
• 高血圧や心疾患のある方
• めまいやふらつきがある方
• 首の可動域が極端に制限されている方
• スラストに対して不安や恐怖感が強い方
代替として、筋膜リリース・モビリゼーション・ソフトな上部頚椎調整など、効果と安全性のバランスを重視した施術法も豊富にご用意しています。
📝 まとめ
スラスト法による重大な事故の確率は、統計上「100万人に1人」と言われています。
これは、一般的な医療ミスのリスクや交通事故よりも低い確率です。
だからSNSなどで言われてるのは極論とも言えます。
とはいえ、当院では「リスクが低いから大丈夫」とは考えず、安全性を最優先に慎重な判断と説明の上で施術を行っています。
スラスト法にはリスクもありますが、正しい知識・技術・判断力があれば、安全かつ効果的な手法です。

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