皆さんこんにちわ。浜松市の整骨院・整体院で整骨・整体と機能改善リハビリで「痛み」や「不調」の改善サポートをする院長の西です(笑)
さて今回は、腰痛全般について真面目に考えるについてお話しさせて頂きます。
腰痛の悩みは尽きないものです…
先日も
• 「腰椎椎間板ヘルニアで困っている」という話を目にしたり
• 「坐骨神経痛って実は〇〇らしい」という話を聞いたり
やはり「腰」にまつわる話題は尽きません。
それだけ腰痛で悩んでいる方が多いということですね。
国内における腰痛の実態(厚生労働省データ)
📊 2022年「国民生活基礎調査」より:
• 自覚症状のある症状ランキング(全年齢)
➡ 1位:腰痛(男性1位・女性2位)
• 腰痛を訴える人の推定数
➡ 約1,000万人以上(全人口の約10%)
• 「時々痛い」「治療していない」人も含めると
➡ 推定約3,000万人(日本人の4人に1人!)
腰痛をざっくり分類すると…
① 特異的腰痛(原因が明確なタイプ)
画像検査(レントゲンやMRI)で原因が確認できる腰痛です。
例:
• 椎間板ヘルニア
• 脊柱管狭窄症
• 圧迫骨折
• 腫瘍・感染症・内臓疾患など
➡ 原因がはっきりしており、病院での診断と治療が中心になります。
※重篤な疾患が含まれる可能性があるため、注意(レッドフラッグ)
② 非特異的腰痛(原因がはっきりしないタイプ)
腰痛全体の約80〜85%を占めるのがこのタイプ。
画像検査では異常が見つからないが、確かに痛みがあるケースです。
主な原因:
• 姿勢不良
• 筋肉のこわばり
• ストレスや疲労の蓄積
• 体の歪み・骨盤のアンバランス
• 自律神経の乱れ など
➡ 生活習慣・筋肉バランスの見直し、整体・運動療法・ストレッチなどが効果的です。
➡ 定期的なメンテナンスで改善しやすい傾向にあります。
整体は「腰痛全般」と相性が良い
もちろん、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症と診断された方でも、整体によるケアで症状が軽快する例はあります。
実際、現場では多くの患者さんが改善されています。
構造と機能、どちらを重視するか?
「歪み」「硬さ」「筋力不足」「変形」「足首のズレ」など…
構造的な問題を追いかけても、なかなか終わりが見えないこともあります。
そこで私は「機能的にどう働いているか?」に注目しています。
機能的な視点を支える2つの理論 (回復力や自然治癒力の話は当然のものとして割愛)
① ディスアファレンテーション理論
「ディスアファレンテーション」とは
脳に届く感覚刺激(=体からの情報)が少なくなることで、脳が体の状態を正しく把握できなくなる現象を指します。
たとえば:
• 筋肉や関節が硬い
• 神経の圧迫
• 運動不足による刺激の低下
• 背骨や首の歪み など
📡 例えるなら、ラジオに雑音が入ってうまく聞こえない状態。
脳が体をうまくコントロールできず、結果として姿勢の崩れや自律神経の乱れ、慢性的な痛みにもつながります。
整体はこの「誤作動した脳との情報のやり取り」を整える機能的アプローチができる方法とも言えます。
② ニューロマトリックス理論
この理論では、痛みは体の異常だけでなく、脳が“どう感じるか”によって決まるとされています。
脳が痛みを判断する材料は、姿勢や筋肉の状態だけでなく
• ストレスや不安
• 過去のケガの記憶
• 睡眠不足
• 人間関係や環境の影響 など
非常に多くの要素が関係します。
だからこそ、整体は
• 正しい感覚刺激を脳に届ける
• 呼吸やリズムで安心感を引き出す
• 緊張をゆるめて自律神経のバランスを整える
という機能的アプローができるとも言えます。
まとめ 〜「脳が安心する体づくり」を〜
姿勢を整えるということは
見た目の構造的変化だけでなく、“機能的に脳が安心できる体”をつくることにもつながります。
と言うわけで小難しい話になってしまったけど
真面目に腰痛と向き合い考えてみました^_^
そして、私は
腰痛(腰痛以外も)を本質的にケアするためには
構造的なアプローチだけでなく、機能的な視点(神経・脳の働き)を持つことが大切だと考えます。
個人的には構造的視点が2割、機能的視点が8割大切と考えてます^_^
あなたのその腰痛、もしかしたら「脳と神経の誤作動」かもしれません。
当院では、そうした“見えない不調の背景”にもやさしく働きかける整体を提供しています。
お気軽にご相談くださいね(^^)/~~~

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